取材者:加藤燃料 加藤
子ども食堂来夢:小林様
加藤
こんにちは! 今月もお持ちいたしました。
小林さん
いつも、ありがとうございます。
今日もたくさんのメッセージありがとうございます! このメッセージがとっても励みになります。
加藤
そう言っていただけると嬉しいです。今日は、少し子ども食堂について、来夢についてお話を伺ってもよろしいですか?
小林さん
もちろん、いいですよ。
加藤
来夢がはじまって1年くらい(2022年の2月から)ですよね、いかがですか?
小林さん
おかげさまで、毎回、用意する分が予約で全てなくなるほど、ご利用いただいています。最近は、材料も高騰していることもあって、寄付がとても助かっています。
加藤
子ども食堂をはじめたキッカケは?
小林さん
子どもが巣立ったことをキッカケに、私は私で何か誰かに貢献できることはないか? と考える時期がありまして。この家もあったので、自分でできる限り改装をして、子ども食堂にした、という感じです。
加藤
想い一つではじめられたんですね。運営していく中でご苦労も合ったのではないでしょうか?
もっと助けになりたい、でも、全てに手が回らない
小林さん
そうですね。子ども食堂を必要としてくださる方ってたくさんいらっしゃるんです。
当所は、ここでみんなで食べる食堂としてオープンしたのですが、コロナ禍でお弁当を提供することにしています(2022年当時)。
加藤
一回で、どれくらい用意されるんですか?
小林さん
50名分ほど。それが限界ですね。それだけ用意して、お持ち帰りいただくのですが、ほとんどの方が、次の予約もされていかれるんです。
それ自体は、とってもとっても嬉しいことなのですが、一方で、そうなってしまうと、ほぼ毎回同じ方への支援で埋まってしまって、新たな方の支援にいけないんですよね。
加藤
なるほど。
小林さん
理想は、これまでの方も救いながら、新しく困っている方も救っていきたい。一時的に子ども食堂を利用してお困りの時間を繋いでいただき、なんとか生活を立て直して、次の方へ…と循環していくことが理想なのですけど、やっぱりそううまくはいかなくて。
今、その循環をうまくできる方法を模索しているところです。
子ども食堂の輪、支援の輪がもっと広がっていけたら…
加藤
支援の仕方にも色々と想いを巡らせていらっしゃるんですね。
小林さん
ハイ、私も想いはあっても身体は一つしかないので。あとは、子ども食堂と言うと、お子さまの食事の支援をイメージされる方も多いと思うのですが…
加藤
そうですね。
小林さん
それだけではなくて、食事の支援を求めている方はお子さん以外にもいらっしゃいまして。そんな方も、お困りな方は、できればすべて救いたい、そんな気持ちでもあるんです。
加藤
ただ、運営のキャパシティは限られている…悩ましいですね。
小林さん
そうなんです。だから、私の勝手な理想としては、効率の良い運営はもちろんですが、加えて、子ども食堂が他にも増えていく流れになるといいのかなぁと思っています。今は、この近隣は4軒しか受け皿がないので、まだまだ足りてない気がしています。
一気には駆け上がれないですけど、少しずつ子ども食堂のことを知っていただけたらと思っています。
メッセージ、大切にします。お互いの気持ちの交換がやりがいです
加藤
そうですね、私たちも微力ながら応援をしたいと思います。
小林さん
いつも、本当に助かっています。
あと、皆様からいただくメッセージは本当嬉しくて。その想いに少しでも応えられたらということで、支援を受けた方からのメッセージもカトネンさん、宝の市に届くようにさせていただいているんですよね。
届いてますか?
加藤
ハイ、もちろんです。一言一言読ませていただいますし、宝の市でもメッセージを掲示して、寄付をいただだいた方に届くようにしています。
小林さん
気持ちの交換ができると、やりがいに感じますね。
加藤
ハイ、今後とも宜しくお願いします。今日は、子ども食堂の深いお話までいただき、ありがとうございました!
子ども食堂「来夢」・加藤燃料
困っている人を助けたい
支援の輪を、想いの輪をひろげていきたいと思います